ここ数年でインターネットが急速に普及し、多くの会社や企業などがWebをビジネスに活用しています。その為、Webデザイナーの就職先はWeb制作会社だけにとどまらず、様々な業種、会社、企業などに広がりを見せています。

今回は、人気の職業であるWebデザイナーの就職先と具体的な仕事内容について詳しく解説しています。是非、参考にしていただければ幸いです。

1.Web制作会社・Webデザイン事務所

Web制作会社は、名前の通りWebサイトの企画デザインから制作全般を業務にしている会社です。Web制作会社は地方都市にもありますが、首都圏に一局集中しています。

全国のWeb制作会社・Webデザイン事務所の約7割が東京にあると言われていますので、制作会社での勤務を希望するなら東京での就職活動が断然有利です。

また、東京で働くWebデザイナーには高い技術力を持ち合わせている人が多く、Webデザイナーアシスタントからでも就職する事が出来れば、仕事を通して様々なスキルを身につける事が出来るでしょう。

Web制作会社で勤務する場合は、東京で経験を積む事をおすすめします。

1-1.Web制作会社での主な雇用形態

正社員・派遣社員・契約社員・アルバイト・業務委託など。

2.一般企業がインハウスWebデザイナーを雇用している

最近の傾向として、一般企業が社内でWebデザイン・Web制作チームを作る傾向にあります。それはなぜか、社内Webデザイナーを雇用する事で以下のメリットがあるからです。

1. スピード感を持ってWebサイトを制作出来る
2. 外注費を削減出来る
3. 外注先とのやりとりで発生する無駄な時間をカット出来る

これらのメリットを踏まえて大手企業だけではなく、中小企業でもインハウス(社内)デザイナーを雇用する傾向が年々強くなっています。

ひと昔前までは、WebデザイナーといえばWeb制作会社・Webデザイン事務所で働くというイメージでしたが、現在は一般企業がWebデザイナーを雇用している為、求人案件は全国に広がっています。

2-1.一般企業での雇用形態

正社員・派遣社員

3.Webサービス会社

Webサービス会社は、インターネット上で様々なサービスを作って広告費などで収益を得ている会社です。例えば、大手のLINE、アプリ制作会社、SNS会社、Webツール、オンラインゲーム会社などを制作している会社などがあります。

Webサービス会社もインハウスWebデザイナーを雇用して社内にWeb制作チームを作り業務を進めています。Webサービス会社では自社サービスのWebサイトの立ち上げなどが業務内容になります。

3-1.Webサービス会社での雇用形態

正社員・派遣社員・アルバイト

4.オンラインショップ運営会社

オンラインショップ運営会社は、外注などはほぼ行わずインハウスWebデザイナーを数人〜数十人雇用してチームを作り、サイトの更新や商品の追加などの業務を行っています。

Webデザイナーになってスキルをしっかりと身につけたいという場合には、オンラインショップの運営会社での就業はおすすめ出来ません。それはなぜか、更新業務がメインとなるからです。オンラインショップの場合、商品の追加作業など単調な作業のルーティンワークが続きスキルアップに結びつける事は難しいでしょう。

4-1.雇用形態

正社員・派遣社員・アルバイト

まとめ

今回はWebデザイナーの就業先と雇用形態についてご紹介させていただきました。Webデザイナーの就業先は、インターネットの発達と共に大きく広がっています。

例として紹介させていただいた就業先がありますが、まずはWeb制作会社での就業をおすすめします。他の就業先と比べると、Web制作のトータル的な技術が仕事を通して身につける事が出来るからです。

あなたが、まず始めにWeb制作会社で就業してもらえるように「採用担当者に好印象を与えるポートフォリオサイトの作り方」という記事を公開しておりますのでこちらも参考にしていただけると幸いです。採用担当者がびっくりするぐらいのポートフォリオサイトを作って、Webデザイナーへの道を切り開いてください。

石原 誠之

株式会社STACK ONLINE 代表取締役
デザイナー・デザインスクール講師

1983年鳥取県米子市生まれ。大阪市在住。
デザイナー歴17年目。

Webデザイン・グラフィックデザイン・フロントエンドを得意としています。本サイトではこれからWebデザイナーを目指す方向けに様々な情報を発信していきます。