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Webデザイナーに求められる必要な知識とスキル一覧

Webデザイナーに求められる必要な知識とスキル一覧

現場のWebデザイナーはデザインからコーディング・WordPressカスタマイズ・SEOなど幅広い知識とスキルを求められるようになりました。

今回は、これからWebデザイナーを目指す方に向けて現場で求められる知識とスキルをこのページでまとめました。Webデザイナーに必要な知識とスキルがわかると同時に、何に重点をおいて勉強すれば良いのかがわかる内容になっています。ぜひ参考にして下さい。

1.パソコンの基本操作

タイピング・ショートカットなどの基本操作

Webデザイナーである以上、パソコンの基本操作を身につける必要があります。タイピングのスピードをあげる事はもちろん、ショートカットキーなどはその都度覚えて、作業効率をアップ出来るように心がけましょう。

2.Photoshopを使ったWebデザイン力

Webデザイナー・Webクリエイターに必要なソフトは3つだけ

Webデザイナーに必須のデザインソフトは間違いなくPhotoshopです。ほとんどのWeb制作会社でPhotoshopをWebデザインの標準ソフトとして採用している所が多いからです。

情報を整理してPhotoshopを使ってデザインを行う事が最も重要な仕事の一つです。Photoshopの基本操作をマスターし、デザインを起こせるように勉強を進めましょう。

Photoshopセミナーやマンツーマンレッスンなどを利用する事で効率的に勉強を進める事が出来ます。

webデザイナーになるにはPhotoshopでデザイン力を身につけよう」も参考にして見て下さい。

3.illustratorでアイコン・ロゴなどを作れるデザイン力

Web制作においてillustratorは、ロゴ・アイコンなどのイラストパーツを作成する時に使用します。Webにはロゴが必ず必要ですのでWebサイトを作成する時には、まずはじめにillustratorでロゴをデザインして見ましょう。

4.Dreamweaver上でHTML+CSSを使ってコーディング

HTML5+CSS3

テキストエディットなどでコーディングする事も可能ですが、多くのWeb制作会社ではAdobe社のDreamweaverが採用されています。DreamweaverはWebデザイナーが効率的にコーディング出来るような機能や仕組みが用意されています。

その為Dreamweaverでコーディングを行う場合は、すべてイチから手打ちする必要は全くありません。無駄を徹底的に省いて効率的にコーディングの勉強をしましょう。

4-1.レスポンシブWebデザイン

レスポンシブWebデザイン

スマートフォンの普及に伴い、レスポンシブWebデザインの案件が年々増える傾向にあります。レスポンシブWebデザインとか、1つのソースコードでPCでもスマートフォンでもタブレットでも横幅が可変して表示されるWebサイトの事です。

基本となるPCサイトとスマホサイトのコーディングを習得したら次にレスポンシブwebデザインの勉強を進めてみましょう。レスポンシブWebデザインではTwitter社が開発を行っているbootstrapというCSSフレームワークがとてもよく使われています。※CSSフレームワークとはWebレイアウトの骨組みとなる部分のテンプレートです。

レスポンシブWebデザインでは、デバイスによって横幅や写真などの内包されている要素が複雑にサイズを変えながら可変します。このCSSフレームワークを使う事で、可変の複雑なCSSがテンプレートになっているのでレスポンシブサイト制作にかかる時間を大きく短縮する事が出来ます。

5.jQueryのカスタマイズ

jQuery

jQueryとは、画像が切り替わるスライダーを実現したり・マウスオーバーの効果・スムーススクロールなどWebページに動きをつける事が出来るJavaScriptのライブラリーです。

WebデザイナーはjQuery(JavaScriptのライブラリー)を利用する事で、難しいJavaScriptをイチから記述する必要がなく、基本的にHTMLとCSSをカスタマイズするだけでページに様々な動きを実装する事が可能です。

jQueryと聞くとJavaScriptをイチから書かないといけないと思う方も多いと思いますが、WebデザイナーはJavaScriptを書く必要は全くありません。

jQueryは基本的なbxslider・スムーススクロールなど簡単jQueryから勉強していきましょう。

6.WordPressカスタマイズ

WordPressはSEOに強い

Webデザイナーをこれから目指すならWordPressは必ず覚えるようにしましょう。

世界中のサイトは10億サイト以上あるといわれていますが、その内4/1はWordPressで作られています。つまり世界中のWebサイトの4つに1つのサイトでWordPressが採用されているのです。

日本のWeb制作会社でも年々WordPressのサイト案件が増え続ける傾向にあり、求人情報にもWordPressをカスタマイズ出来る方というワードをよく見るようになりました。

WordPressのカスタマイズが出来るというのは一つの強い武器になるはずです。

まずは、WordPressのレッスンブックなどを使ってWordPressの基本を学ぶ事から始めましょう。

6-1.WordPressプラグイン

WordPressにはプラグインという拡張機能がたくさんあります。お問い合わせ機能・会員システム・ショッピングカート・ページトップボタン・バックアップ・SEOなどの機能を簡単に追加する事が出来ます。

WordPressカスタマイズの勉強と同時に便利なプラグインを発見した時にはインストールして使い方を勉強しておきましょう。

6-2.基本的なphp

WordPressはphpをベースにして作成されています。WordPressをカスタマイズする時は基本的なphpを使います。phpはプログラムの中でも記述がシンプルで、比較的習得しやすい言語です。

一度使ったphpなどは勉強用のWordPressサイトなどに、メモとして記事化していく事でいつでも引き出せるようになります。

7.サーバーの知識

Webサーバーの基本的な知識

ホームページは、作成したデータをサーバーに公開して初めてインターネット上に公開されます。Webデザイナーは主にレンタルサーバーを使う事になると思いますが、ファイルの公開からWordPressの設置・サーバーの基本設定なを習得する必要があります。

7-1.FTPソフトの使い方

自分のパソコンで作成したファイルをレンタルサーバーにアップするには、FTPソフトを使います。Windowsならffftp、MacならTransmitCyberDackなどがあります。FTPソフトを使う事で、インターネット上にホームページを公開する事が出来ます。

実際にホームページを作成して、FTPソフトを使ってインターネット上にサイトを公開してみましょう。

8.SEOの知識

Webデザイナーにも必ず求められるSEO対策の知識

SEOとは(Search Engine Optimization)の略で検索エンジン最適化という意味です。つまり検索結果で上位にランキングさせる為のテクニックになります。

SEOを学ぶ為には、実際にホームページを作ってコンテンツをアップして、Google Analyticsサーチコンソールなどを使って検証していくしか方法はありません。

コンテンツマーケティングという言葉が流行っているように、Webデザイナーはコンテンツと検索ランキングの仕組みを知っておく必要があります。どのようなサイトでもいいのでWordPressベースで作成したホームページを公開して、目標キーワードを設定後コンテンツをアップしながらSEOの知識を実践的に身につけていきましょう。

8-1.サーチコンソール

サーチコンソールは作成したWebサイトのあらゆる情報をGoogleの検索エンジンに伝える為のものです。サーチコンソールに情報を伝える事で、あなたのサイトのコンテンツがGoogleの検索結果にインデックスされるようになります。

サーチコンソールに作成したサイトの情報を登録する事で定期的にGoogleのクローラー(サイト巡回ロボット)が来てくれるようになり、あなたの作ったコンテンツが検索結果に定期的に反映されますので検索順位・検索キーワードなどを確認する事が出来るようになります。

8-2.Google Analyticsの知識

Google Analyticsは、Googleが無料で提供している高機能のアクセス解析ツールです。このツールをサイトに組み込む事で、以下のサイトの数字を確認出来ます。

  • アクセス数
  • ユーザー数
  • サイト滞在時間
  • 離脱率
  • 新規とリピーター数
  • 性別・年齢

上記の数字は一例で他にも様々な数字を確認出来ます。サイトにタグを埋め込むだけで翌日から検証出来るようになりますのであなたのサイトにGoogle Analyticsを導入し、日々アクセス解析を行っていきましょう。

8-3.コンテンツ作成

コンテンツSEOコンテンツマーケティングが最近流行っています。これはGoogleがユーザーの悩みを解決する良質なコンテンツを提供しているサイトを一番に評価するように検索エンジンのアルゴリズムを変更したからです。

意味の無いスパム的なコンテンツや、ユーザーの為にならないコンテンツは、アップしても全くアクセスが集まりません。今後は良質なコンテンツの意味をしっかりと理解してSEO対策を施す事がとても重要になりました。

コンテンツの書き方となるライティング方法についても、いろいろな本などが出ていますので、目を通すようにしておきましょう。

9.まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はWebデザイナーを目指す方に向けて現場で求められる様々な知識とスキルについてまとめました。Webデザイナーの勉強はとにかく覚える事が多く、何から勉強していいのかわからなくなってしまう方も大勢いらっしゃいます。

そのような方の為に「Webデザイナーを目指すならサイト制作の全工程を知っておこう」でWeb制作の全行程を解説していますので、この工程順にサイト制作を進めて見て下さい。効率的にWeb制作の勉強を進めていただく事が可能です。ぜひ参考にして見て下さい。

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