Webデザイナーを目指すなら今すぐオウンドメディアを作ろう!
全くの未経験からWebデザイナーを目指していて、何から勉強していいのかわからないと困っているなら、オウンドメディアの構築を今すぐ始めましょう。オウンドメディアというのは、英語のowned(自身の)という意味で、特別難しいものではありません。名前の通り自分のメディア(サイト)の事です。
このオウンドメディアは、メディアと名前がついているように、情報発信が軸となっているサイトです。検索エンジンとの相性も抜群に良く継続して更新していく事で、検索エンジンにガンガンヒットしてたくさんのアクセスを集める事が出来るのです。
オウンドメディアを成功させる為にはWeb制作力とコンテンツ作成力が必要です。Webデザイナーに必要なスキルと知識(デザイン力・コーディング力・WordPress・SEO…)以上のものを、オウンドメディアを構築する上で、すべてのスキルを身につける事が出来る為独学する方には最高の題材です。
今すぐにオウンドメディアを企画・デザインして実際に構築しながら生きたスキルを身につけていきましょう。
目次
1.オウンドメディア構築に必要なモノとツール
1-1.Adobe Photoshop(Webデザインツール)
WebデザインにはPhotoshopを使います。ほとんどのWeb制作会社ではPhotoshopを使ってWebページをデザインしていますので、これからWebデザイナーを目指すのならWebデザインツールは迷う事なくPhotoshopを選びましょう。どこの制作会社でもPhotoshopは必須スキルとなっています。
1-2.Adobe illustrator(イラストデザインツール)
illustratorは、主にイラスト・アイコンなどのWebパーツを使う時に使用します。Webの場合はillustratorで出来る事はほぼPhotoshopで十分事足ります。Photoshop,illustratorどちらも買うと毎月結構なコストがかかりますので予算がない場合はPhotoshopのみでもOKです。
1-3.Adobe Dreamweaver(コーディングツール)
Dreamweaverは時間を短縮して効率的にコーディングを行う事が出来るツールです。デザインをプレビューしながらコーディングを行う事が出来る為、多くのWeb制作会社で重宝されています。
1-4.WordPress(CMS)
WordPressは、Webサイトを更新しやすくする為のCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは、Webサイトをブログのようにかんたんに更新出来るシステムです。
(オープンソースなので無料で使用する事が出来ます。)
1-5.ドメイン・レンタルサーバー
Webサイトを公開する為には、ドメインとレンタルサーバーが必要です。ドメインは年間1,000円〜レンタルサーバーは月数百円からレンタルする事が出来ます。
あまりにも安いレンタルサーバーは、速度が遅くユーザーにストレスを与えてしまいますので、あまりおすすめは出来ません。STACKではWebデザイナーに最適なXserverをおすすめしています。「Webデザイナー向けレンタルサーバーならXserverが断然おすすめ」にてご紹介しています。
1-6.Google Analytics・Googleサーチコンソール
アクセス解析ツール「Google Analytics」とサイトのSEO対策・サイトの検索結果状況などを確認する事が出来る「Google サーチコンソール」はオウンドメディアを運営する人には必須のツールです。
2.オウンドメディア構築の流れ
オウンドメディア構築は、情報発信を軸としたWebサイトの事ですから、構築の流れはホームページの制作の流れと全く同じです。オウンドメディア構築の大まかな流れは以下の通りです。
2-1.コンセプトを考え、誰に何の情報を発信するサイトなのか決める
オウンドメディア構築前に、以下の点を決定しましょう。
- サイトのコンセプトを決める。
- 誰に何の情報を発信するサイトなのか?
- あなたの発信する情報を見た人はどうなるのか?
POINT:オウンドメディアを作る前にはサイトの方向性を決める必要があります。あなたのサイトを一言で説明するとどのようなサイトなのか書き出して見てください。STACKの場合は「未経験からWebデザイナーを目指す人の為のお役立ち情報サイト」です。
2-2.Photoshopを使ってWebデザインする
サイトの方向性が決まれば次にレイアウトのスケッチを起こしてPhotoshopでページをデザインしていきましょう。オウンドメディアには将来的にどんどんコンテンツが増えていきます。その為、コンテンツが増えてもユーザーがコンテンツに辿り着きやすいように心がけてデザインを行いましょう。Webサイトには情報が整理出来る仕組みが必ず必要です。
POINT:いろいろなオウンドメディアをチェックして、どのようなデザインでどのようなページ構成になっているのかチェックしてみましょう。
2-3.Dreamweaverを使ってコーディングを行う
デザインが完成したら、Dreamweverd上でHTML5+CSS3でコーディングを行い、Webページを作成していきます。
POINT:検索エンジンに最適化する為にも、ソースコードにエラーがないかチェックしながらコーディングを行っていく事が大切です。ソースコードのチェックは「W3C」を使いましょう。
2-4.WordPress(CMS)を使って更新出来る仕組みを作る
WordPressは、コンテンツを量産していく為に必ず必要です。それは、WordPressを導入する事であなたの作成したオウンドメディアをブログのように簡単に更新していく事が出来るからです。WebデザイナーにとってWordPressは今後、必須のスキルになります。オウンドメディア構築の際にWordPressも同時に覚えてしまいましょう。
POINT:世界のWebサイトの27%は、WordPressで作成されていて、日本でもWordPressの案件が非常に増えておりとても需要がありますのでマネタイズしやすいスキルと言えます。
2-5.公開してコンテンツを作成して情報を発信していく
オウンドメディアの土台となるWebサイトが完成次第、公開してコンテンツを発信していきましょう。コンテンツの作成はとても大変な作業ですが、慣れてくるにつれて数字が取れるようになるのでとても楽しい作業です。コンテンツは楽しみながら作成するのがポイントです。コンテンツ作成を継続する事でコピーライティング力が身につきます。
POINT:コンテンツの具体的な作成方法については「お客様がガンガン集まるSEOコンテンツの作り方」にて詳しく解説していますのでぜひ参考にして下さい。
2-6.アクセス解析を行い仮説を立てサイトとコンテンツの改善を行っていく
コンテンツが10記事20記事…と増えていくと、検索結果にあなたの作成した記事がガンガンヒットするようになります。公開した記事をアップしてアクセス数が計測出来るようになってくると毎日Google Analyticsやサーチコンソールをチェックするのが楽しみになります。いろいろな数字をチェックしてみて改善を行ってみましょう。
POINT:Google Analyticsを使って自分の作成したコンテンツのアクセス数・滞在時間・参照元・離脱率などをチェックして仮説を立てて改善してみましょう。
3.オウンドメディア構築に必要なスキル
- Photoshopを使ったWebデザイン力
- HTML5+CSS3コーディング
- jQueryカスタマイズ
- WordPressカスタマイズ
- サーバーの知識
- コピーライティング力
- コンテンツ作成力
- SEO(検索エンジン最適化)
オウンドメディアを作る為にはこれだけのスキルを身につける必要があります。これらは、これからWebデザイナーを目指す人に必要な、すべてのスキルが詰まっています。勉強する題材としてこれ以上のものはないでしょう。
POINT:未経験から独学でWebデザイナーを目指すなら、勉強する題材としてオウンドメディアを構築する事が最短距離になります。制作過程と共にたくさんのスキルと知識を身につける事が出来ます。
4.オウンドメディアをポートフォリオサイトとして提出しよう
これからWebデザイナーを目指している人は、オウンドメディアをそのままポートフォリオサイトとして面接先企業に提出する事が出来ます。
架空の企業をデザインしましたというサイトは、デザインは見てもらえても、ユーザーに見てもらうという事を前提にしていないのでアクセス解析なども行う事が出来ませんし、形だけなのでどこか弱い感じがします。これからの時代はWebデザイナーと言ってもコンテンツが作れてマーケティング力を併せ持った人が強いと思います。
POINT:未経験から独学でWebデザイナーになりたい場合、面接先の採用担当者に「このオウンドメディアを作る為に、これだけのスキルを独学で身につけて今では月間◯◯◯アクセスあります!」と言える人が面接官にインパクトを与える事が出来るでしょう。
5.まとめ
オウンドメディアはユーザーに質の高いコンテンツを定期的に発信してファンを作る事が出来るメディアです。オフラインで例えると雑誌のような存在でしょうか。
たくさん人に読んでもらえる雑誌のようなメディアをオンライン上で作る事が出来るのは、Webデザイナーの特権です。他の方には簡単に真似する事が出来ないスキルなのです。
オウンドメディアを構築するだけで、Webデザイナーに必要なスキルの他にアクセス解析力・オンラインでの集客力・マーケティング力を同時に身につける事が出来るのです。
今日から早速オウンドメディアを企画・デザインして、コンテンツを作成し情報発信を行っていきましょう。作成したオウンドメディアを作品として自信を持って面接に挑んでいただければと思います。
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