Webデザイナーを目指すなら覚えておくべきスキル一覧
今回は未経験からWebデザイナーを目指すなら、習得するべきWeb制作スキルをご紹介します。
最初からすべてを覚えようとすると間違いなく挫折を味わう事になりますので、焦らずに一つ一つのスキルを確実に身につけステップアップしていきましょう。
これらのスキルを身につける事で、自由自在にデザインを起こす力が身につきます。その結果効率的にホームページをデザインして作成する事が出来るようになります。
これからの時代のWebデザイナーに必要なスキルチェックシートとしてご活用いただければ幸いです。
目次
1.illustratorを使ってロゴ・Webパーツをデザインする
ロゴ・アイコンなどのWebパーツ、イラストパーツなどを作成する時には、illustratorを使用してデザインします。illustratorはWebデザインでメインに使用する事は少なく、Webパーツを作る時によく使用されるデザインソフトです。
まずはWebサイトで使用するロゴをillustratorでデザインしてみましょう。
2.Photoshopを使ってWebデザインする
Photoshopは主にWebページをデザインする時に使用します。ほとんどのWeb制作会社でPhotoshopがWebデザインの標準ソフトとして採用されています。Webデザイナーを目指すならPhotoshopの習得は必須です。
一度覚えてしまえばPhotoshopはずっと使えます。私はPhotoshop歴13年になりますが、今でも13年前に習得したスキルがそのまま使えています。
Photoshopを使ったデザイン力は一生モノのスキルと言っても過言ではありません。
3.Dreamweaver上でHTML5+CSS3を使ってコーディングする
Photoshopで作成したWebページのデザインを元にDreamweaverというソフトを使ってHTML5+CSS3でコーディングを行います。
コーディング自体はその他のテキストエディタなどで行う事も出来ますが、Dreamweaverを使う事でプレビューしながらコーディングを行う事が出来る為とても効率的に作業を進める事が可能です。
多くのWeb制作現場でDreamweaverが採用されています。
4.jQueryでサイトに動きをつける
jQueryというテクニックを使う事でWebサイトに動きをつける事が出来ます。例えば、写真画像が切り替わるスライダー機能を作る事が出来たり、フェード効果・スムーススクロールをかんたんに実装する事が可能です。
STACKのトップページのスライダー機能もjQueryを使用しています。
jQueryはすべてを覚える必要はなく、使うものだけをカスタマイズ出来るようになれば問題ありません。
5.Bootstrapでレスポンシブサイトを作成する
Twitter社がリリースしているbootstrapというCSSフレームワークを利用すれば、レスポンシブサイトを時間をかけずに簡単に作成する事が出来ます。もちろんデザインも自由にカスタマイズする事が可能です。
※フレームワークとは型の事です。
モバイルファースト時代の現代において、レスポンシブサイトの需要はとても高いのでbootstrapを習得する事でマネタイズ力を高める事が出来ます。
6.WordPressで更新しやすいサイトを作る
WordPressは、ホームページを更新しやすくする為のCMS(ブログシステム)です。WordPressをホームページに導入する事で、ホームページをブログのようにかんたんに更新する事が出来るようになります。
これまではクライアントの多くは、専門知識が無く、ホームページの更新が思い通りに行えていませんでした。しかし、WordPressの登場でクライアント側で簡単な操作で更新が行えるようになったのです。
その為、日本でも年々WordPressの案件が多くなっています。WordPressのカスタマイズ力はあなたにとって強力な武器となるでしょう。
7.UIとUXについて理解する
ホームページはただ見た目がきれいなだけでは本来Webが持っている機能を十分に活かす事が出来ません。
ユーザーにとってわかりやすい機能で使いやすいデザインである必要があるのです。
7-1. UI(ユーザーインターフェイス)
UI(ユーザーインターフェイス)とはユーザーに情報を伝える為のホームページのデザインの事です。最適な画像サイズ、ボタンサイズ、伝わりやすいレイアウトなどをテストする事で、ホームページのコンバージョン【目標とする結果】が大幅に改善する事があるのです。結果を変える為には、UIのチューニングが必要不可欠なのです。
7-2. UX(ユーザーエクスペリエンス)
UX(ユーザーエクスペリエンス)とはユーザーがホームページを通して得た経験や体験の事を指します。ユーザーは、常に悩んでいて検索エンジンを通して、ホームページに来訪しているわけです。
そこでユーザーが抱えている問題を解決するコンテンツを提供する事がホームページ運営者の使命となります。問題解決・良質なコンテンツと出会う事こそがユーザーにとって最高の体験であり満足度につなげる事が出来る唯一の方法です。
UIとUXを検証し、ホームページの最適化を行う事が今後のWebデザイナーに求められているスキルの一つです。
8.コンテンツSEOを習得する
Googleの検索エンジンは、ホームページのコンテンツをクロールしてインデックスを行い検索ランキングの順位を決定しています。つまり良質なコンテンツを持ったホームページを評価して、検索の順位が上がる仕組みになっているのです。
Webデザイナーは見た目を整えて綺麗なデザインにするだけではなく、ホームページのコンテンツもデザイン・作成出来るようになるとベストです。見た目だけよくても中身の薄いホームページは、今の時代は検索に非常に弱く存在価値が薄くなってしまうからです。
8-1.コンテンツがお客さんとキャッシュポイントを呼び寄せる
将来、あなたがフリーランスとして独立を考えているなら、コンテンツSEOは必ず習得しましょう。
それはコンテンツがあなたに変わってお客さんを集めて来てくれるようになるからです。
コンテンツSEOの習得には、半年〜1年程の時間が必要な為、Web制作の仕事と並行して進めていただく事をおすすめします。
コンテンツSEOに費やした時間と労力は、何十倍、何百倍ものリターンとなってあなたに恩恵を与えてくれるでしょう。
9.まとめ
いかがでしたでしょうか?Webデザイナーになる為には、こんなに覚える事があるのとびっくりされたのではないでしょうか?
でもご安心下さい。初めから全てを覚える必要はありません。まずは、採用してもらう為に作品となるポートフォリオサイト作成に専念し、Webデザイナーとしての道を切り開いて下さい。
Webデザイナーになるまでは、
- Photoshop
- illustrator
- HTML5+CSS3
- Dreamweaver
を集中的に習得しポートフォリオサイトを、作成しましょう。
Webデザイナーとしてデビューしてからは、紹介させていただいたスキルをコツコツと身につけ、さらにレベルアップを目指していただけたらと思います。
Web制作テクニックは、一度覚えればずっと使える最強のビジネススキルです。
「あの時大変だったけど勉強しておいて本当に良かったなぁ」と思える日があなたにも必ず来るはずです。
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