Webデザイナーにおすすめのパソコンと必要なスペック2021年版
Webデザイナーになると決めたらまずは何よりもパソコンを購入する必要があります。
Windows?Mac?必要なスペックは?
パソコンを初めて購入する場合は、機種、スペックなどわからないことばかりですよね。こちらのページでは、Webデザイナー/グラフィックデザイナー向けのパソコンのスペック、機種をわかりやすくご紹介いたします。高い買い物だからこそ、このページを参考に失敗の無いように納得のいくマシンを購入していただけると幸いです。
目次
2021年これからデザイナーを目指すならWindows、Macどちらを購入すれば良いか?
これからWebデザイナー、グラフィックデザイナーになると決心したら、まず揃えるべきものは最も重要なパソコンです。これは当たり前の事なのですが、パソコンがなければ日々デザインの練習、復習を行う事が出来ませんので最も重要な必須アイテムです。
それではこれからデザイナーを目指すなら、WindowsとMacどちらを購入するべきか。結論から申し上げますと、マシンの選択はMac一択です。なぜWindowsではなくMacの購入をおすすめしているのかそれには次の理由があります。
【理由1】Apple社製の高解像度モニターRetina Displayの対策を行う必要がある
Webデザイナーをこれから目指す場合は、Macの高解像度モニター「Retina Display」の知識を必ず身につけておく必要があります。Retina Displayとは、本来のモニターよりも高解像度のモニターで約2倍のピクセルがしき詰まってきれいな画面が表現されています。
つまり本来のモニターよりも縦横に2倍のピクセルがしき詰まっているので、デザインデータを作る時も2倍の大きさのサイズで作成する事が必須となっています。
Windowsでも高解像度化が進んでいますが、すべてのマシンで高解像度ディスプレイになっているMacを選ぶ事はデザイナーとして必須となってきています。Macを選択する事でRetina Display対策も安心です。
【理由2】MacにWindowsをインストールして使用する事が出来る
どうしてもWindowsに慣れていて、Macには苦手意識があるという方は、Macに標準で搭載されている「Boot Camp」という機能を使う事でMac内にインストールしてWindowsを起動する事が出来ます。つまりMacを選択すれば、Windowsも起動する事が出来るのであなたの使いたいOSを選んで作業をする事が可能です。
また別売りの「Parallels Desktop」を購入していただく事で、WindowsをMacOS上で起動する事が出来ます。
【理由3】Macキーボードはショートカットキーが押しやすい
Macのキーボードは、Windowsよりもショートカットキーが押しやすい設計になっています。WindowsのショートカットキーはCtrlベースで小指でキーを押す設計になっていますが、Macの場合は、⌘ベースで親指でショートカットキーを操作する為、左手のみでほぼすべてのショートカットキーを操作する事が出来ます。これはCtrlキーと⌘キーの配列の距離の違いです。
ショートカットキーはデザイナーにとって時短または効率化を行う為の必須スキルの一つです。Macを選択する事でスピーディーにショートカットキーを押す事が出来ますので作業が捗ることは間違いありません。
Webデザイナー/グラフィックデザイナーに必要なマシンスペックは?
ここからはWebデザイナー/グラフィックデザイナー向けの必要なマシンスペックについてご紹介させていただきます。デザイナーがストレスなく日々の作業をこなす為には、ある程度のマシンスペックが必要になります。
私はこれまでに10台程Macを買い替えてきていますが、初期投資をケチってしまった事が原因でマシンの購入に失敗してしまった事があります。
はじめに結論からお伝えすると「初期投資は高いが、パソコンの購入代金はケチってはいけない」という事です。
パソコンは安ければ安いほど、スペックが低く設定されています。そのようなパソコンを買ってしまうと後々とてつもないストレスがあなたの作業を邪魔する事になるでしょう。ファンが高速回転したり、ソフトウェアの動作がもっさりしたり、複数アプリを立ち上げるだけで画面が固まったり。。これでは本末転倒です。Webデザイナー/グラフィックデザイナーに必要なマシンスペックは以下の通りです。
Webデザイナー/グラフィックデザイナー向けマシンの必要環境スペック
- CPU(パソコンの頭脳の部分)は、Intel社製のチップならi7またはi9。Apple社製のチップならM1。
- SSD、HDD(ディスク容量)は最低でも512GB以上に。(256GBだとアプリを入れるだけでもすぐに埋まってしまいます。)
- コア数は6コアまたは8コア以上がおすすめ。コア数が多い程、いろいろなアプリを同時に起動する事が可能に。
- メモリは16GB以上推奨。メモリはパソコンの処理を司るパーツで16GBまたは32GB、64GBと購入時に選ぶ事が出来ます。
これだけのスペックを積むことが出来れば、Photoshop、illustrator、Dreamweaverなどが快適に動作するようになります。Webデザインの仕事はとにかく時間のかかる作業の繰り返しです。
作業の度に、パソコンが重くて時間がかかっているようでは一日があっという間に終わってしまいます。ですのでこれからデザイナーを目指すと決めたならパソコンへの初期投資は惜しまないようにしましょう。必要スペックを積んだパソコンに投資出来る人こそ長い期間モチベーションを維持して、結果を出している人が多いです。
パソコン購入にかけた初期投資は必ず回収出来る事はお約束いたします。
2021年おすすめのMac
それでは、2021年に発売されているデザイナー向けのおすすめのMacをご紹介します。
iMac M1チップモデル
アップルのデスクトップモデルiMacの最新バージョンです。このiMacでは、アップルが独自開発したCPU「M1チップ」が搭載されたモデルです。つい最近までは、iMacはintel社製のCPUを搭載していましたが、それらのCPUよりもさらに高速処理になり、そして低電力でのパフォーマンスを行う事が出来るように改良されています。
23.5インチの大画面でとても作業のしやすいiMacがデザインをフルモデルチェンジで2021年5月下旬より出荷されています。
私もこちらのNew iMacを先日注文し、さっそく使っていますが動きも快適でとてもスムーズに作業を行う事が出来ています。本当に買ってよかったなぁと思わせてくれるモデルです。ストレスなくデザイン作業が出来ます。
MacBook Pro M1チップ 13インチモデル
MacBook Pro M1チップモデル13インチもiMacと同様にアップル社製のCPUであるM1チップが搭載されています。ノートパソコンの最大のメリットはどこにでも持ち運べる機動力。13インチなのでそこまで重くなく、打ち合わせ先、カフェ、オフィスなどへも気軽に持ち運びが出来ます。
一つデメリットをあげるとするとモニターサイズです。13インチでは、画面がかなり小さいですので作業効率がどうしても落ちてしまいます。13インチMacBook Proを購入されたら必ずデュアル用のモニターを別で購入する事をおすすめします。(Amazonなどで1万円〜購入出来ます。)
Apple 公式 MacBook Pro M1モデル 13インチ
デスクトップとノートどちらを買うべき?
これからデザイナーを目指すと決めたらデスクトップとノートパソコンどちらを選ぶべきか。予算に余裕があれば、デスクトップとノートを合わえて購入するのがベストですが 、多くの方はPCに潤沢な予算をかけることは出来ません。
もしどちらか選ぶとなった時は、これは私の経験上ノートのMacBook Proをおすすめしています。
Webデザイン/グラフィックデザインを勉強を始めた当初はいろいろな場所で勉強したくなりますし、なにかと持ち運びしたくなるからです。自宅にずっと引きこもって勉強するよりも、カフェ、コワーキングスペースなど作業が捗る場所で気分を変えて勉強するのもおすすめです。
そのような時、iMacでは身動きが取れませんのでMacBook Proがあると本当に便利です。画面は小さいですが、ワイド画面ですし作業に支障をきたす事はありませんので、これから初めてのマシンを購入される場合はMacBook Proの購入をおすすめします。
デザイナー向けパソコンのまとめ
今回は、これからデザイナーを目指す方向けのパソコンと、必要なスペックをまとめさせていただきました。
あなたがデザイナーを目指すならマシンは、迷うことなくMacを選択して下さい。そしてMacを購入される際に必要なスペックに関しては、以下を参考にしてください。
- i7またはi9のintel社製のCPU。Apple社製のM1チップCPUのどちらか。
- 512GB以上のディスク容量
- 16GB以上のメモリ
- 6コア 8コア数を搭載したマシン
これだけのスペックがあれば、作業などでストレスを感じる事はありません。代表的なデザインソフトであるPhotoshop、illustrator、Dreamweaverなどを快適に動かす事が出来ます。
パソコンにかけた初期投資は、あなたのモチベーションを高く維持して大きな結果につながる事は間違いありません。今回ご紹介させていただきましたマシンと必要なスペックを参考にこれからのデザイナー生活に役立てていただけますと幸いです。
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